皆さんこんにちは。
大好きだったゴルフはほぼ卒業状態にあり、休日はアウトドア派からインドア派にシフトした森田健一です。
私がなぜインドア派になったのかは、また別の機会にお話ししたいと思います。
本日はタイトルにもある様に、「希望の不動産情報に出会う方法」について書きたいと思います。
私も、高知ハウスの不動産売買事業部に移動になりもう1年5ヶ月が経ちました。
以前は、大阪で不動産会社に勤務しておりましたが、不動産取引は地域性に左右され、大阪と高知のギャップに少々戸惑ったこともありました。
不動産業務に従事する中で、不動産で俗にいう良い物件というのは、「水面下で取引されることが多いなぁ」とよく感じておりました。
日々インターネットで不動産情報を探している人にとっては、悲しいお話ですよね。
そういった方の為に、不動産情報をインターネット(アットホーム等)に出すまでの流れを簡単にご説明します。
<不動産情報をインターネットに出すまでの流れ>
・見込みのあるお客様にお知らせ
・近隣住民にお知らせ(土地の場合)
・会員様にお知らせ(ホームページなどで会員制度を取っている場合)
・自社ホームページ掲載
・アットホーム などの不動産流通サイトに掲載
では、順番に説明していきましょう。
①
「見込みのあるお客様」というのは、お客様が不動産会社に問い合わせ若しくは以前にご案内したこと等があり、自分の欲しい不動産情報を伝え、物件を探しているお客様のことです。
不動産会社が情報を入手した時は、まずこの「見込みのあるお客様」に一番最初に連絡します。
②
近隣住民にお知らせ(土地等の場合)は、土地が売りに出る場合は、隣地の方が買うことも少なくありません。隣地の方が購入をすれば土地が広くなり、土地の価値が高くなったり、有効活用もしやすくなるからですね。
③
不動産会社は、ホームページなどで会員制度をもうけ顧客にのみ情報の開示を限定していたりして、顧客情報を集めています。そこで、会員登録をしておけば、優先的に他の人よりも物件情報が届きやすくなるということです。ほとんどの不動産会社は登録は無料になっております。
④
インターネットに掲載と言いましても、自社ホームページにしか載せておらず、アットホーム などのポータルサイトは掲載していないところも多いので、探したいエリアの不動産会社のホームページをチェックするのも有効な探し方です。
⑤
ここが最終手段で、4までの段階で購入希望のお客様がいなければ、アットホーム などのポータルサイトに掲載し、誰でも見れる様な場所に情報を開示します。
ここまで説明してきましたが、「だったら先にポータルサイトに掲載したら早いのではないか?」との声も聞こえてきそうですが、ここが不動産業会の「闇」の部分です。
どういうことかというと、売買では、買主様と売主様からそれぞれ仲介手数料をいただけます。
物件価格により変動しますが、ほとんどは不動産価格に対して、(3%+6万円)+消費税の手数料収入を得られます。
つまり、2000万円であれば、買主様と売主様合わせて、145.2万円の手数料収入です。
勘の良い方ならお気づきかもしれませんが、つまり情報を公開し、不動産を買いたい方を別の不動産会社が連れて来ると、買主様の仲介手数料は別の不動産会社の取り分、売主様の仲介手数料は自社の取り分となり、手数料収入が半分になるのです。
145.2万円と72.6万円の手数料であれば雲泥の差ですよね。
そんな事情で、不動産会社はなんとか自社で双方から仲介手数料をもらえうようにギリギリまで情報をインターネット上に出さないわけです。
そこで、不動産情報をお探しの方に私がおすすめしたいのは、以下の2つです。
①ホームページでなるべく多くの物件情報を取り扱っている不動産会社に声をかけておくこと。
②ホームページ会員制度を取っている不動産会社のホームページ会員になっておくこと。
です。
弊社のホームページ会員のURLを下記に貼っておきますので、不動産情報をお探しの方は是非ご利用ください。
なんだか最後は営業になってしまいましたが、お客様とお話の中で、「インターネット(ポータルサイト)には良い情報が載っていない」との声がよく聞かれましたので、今回ぶっちゃけ記事として書かせていただきました。